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![]() アメリカからおもしろいハチミツが初上陸。 「Really Raw Honey」とは直球に直訳すると「本当の生はちみつ」という意味。 ステーキなら血の滲むレア、キャラメルなら田中義剛の牧場の生キャラメルを好む自分には、ネーミングからして普通に美味しそうに感じる。 完全な無加工(無加熱、無ろ過、無添加)ハチミツで、ミツバチが運んできたプロポリス、ハチ花粉、巣蜜、活性酵素をそのまま含んでいる。熱を加えずに瓶詰することにより、他のハチミツに比べて栄養が欠如せず、透明ではなくクリーミーなミルク色に仕上がる。蜜が固まってしまう前に瓶詰め作業を行う為、手間とコストがかかるのだとか。 蓋を開けてみると、ハチミツの上表面にクリームブリュレのように黒い粒状のものが、トッピングされていて少しびっくりする。フィルターを通さず作られる為、プロポリスやハチ花粉などの大切な栄養素がそのまま残されていて、そのまま食べられるのだ。通常のハチミツは見た目を重視する為、こういう物質を取り除いてしまうそうなのだが、ここの養蜂家はハチミツに含まれる栄養価を尊重しているそうだ。 食べてみると、味がお店に並んでいるようなモノとの違いがわかる。 コクがあり上品なフローラルな香りが口いっぱいに広がり、甘みにはキレがありしつこくないので、一度にたくさんの量を食べられるのにも驚いた。 ハチミツってもの凄く甘くなかったっけ?固定観念が覆された。 半固形体なので液ダレせず、簡単にスプーンですくえて使えるのが便利。 ここの養蜂場のミツバチは、多種の野生に咲いている花の色、味、感触を見極め、気に入った植物から蜜を集めて来るそうだ。ミツバチには自由に蜜を採取する植物を選ばせている為、ストレスを与えずに蜜を集めているのだとか。街でよく見かける、花品種別のハチミツは少なからずハチにストレスを与えてしまっているのだろう。 また、各地での受粉活動を無理強いされ、移動を強要されるミツバチからの蜜とは違い、農薬や化学肥料に汚染されていない事にも安心ができる。 米CBS放送の「60ミニッツ」というドキュメント番組によると、最近、全米各地では大量のミツバチが謎の失踪をしているらしいが、大丈夫なのだろうか? このハチミツを味わってから、本当の生ハチミツとはこういう物なのかと、少しばかり知ったような気分になった。 リアリーローハニーが買え、黒柳徹子がこよなく愛する老舗ベーカリー「ロンシェール」 http://loncheale.co.jp/ ハイソな外国人主婦御用達、南麻布の元祖高級スーパー「ナショナル麻布」でも買える。 http://www.national-azabu.com/ #
by nozyam
| 2008-07-17 14:42
| ご馳走
![]() 探していた、お好み焼き屋が店を閉めていた為、以前より少し気になっていた激安トマトカレー屋に行ってみた。人通りが絶えない、南の飲食店激戦区にある。 入り口には、「トマトカレー300円」という大きなポスターが目を惹く、松屋の素カレーでもこの価格では食べられない。 ティーンがごった返す、中途半端なファーストフード店を想像しながら地下へのステップを降りてみた。 店はまだ新しい感じがし、入り口は純和風で上品、石が敷かれている通路が途中にあり、とても破格な価格でカレーを出す店には見えない。木製の廊下を進むと白木のカウンター内にはたくさんのトマトがディスプレイされていて、おでん鍋がポツンとある。 亀田三兄弟父親風の店主が厨房とカウンター行き来している。小奇麗な小料理屋のような店内に、店を間違えたのかと思った。 チェーンレストランのようにキレイに印刷された赤いメニューを見ると、カレーとおでんがメインメニューらしい。酒の種類は少なく、飲み屋という感じでもない。 銀座のおでん屋から暖簾分け(ただの独立か?)をしてもらった店らしいが、だとするのなら、おでんを無視した階段前のトマトカレー一色のポスターはどうなのだろうか? 店名がややこしいが、銀座には現時点で「久」というおでん屋はないそうだ。 店名をあえて改名させて頂くとしたら、「銀座仕込みおでん 下北沢 カレーの久」だろうか。 店としての理想の客の流れは、酒でおでんをつまんでもらい、シメにカレーなのか? 「親子丼のみのオーダーはお断り」という高飛車な焼き鳥屋たまに存在するが、ここはカレーのみのオーダーでも勿論は問題ない。 関西風のダシのおでんらしく、人気のネタは想像通り、トマト丸々1個らしい。 おでん屋だったのは予想外だったのでとりあえず、チーズトマトカレーとグラスビールをオーダー。ビールはタンブラーグラスに注がれていてちょっぴりオシャレ。 カレーはスープカレーと言うよりも、緩いリゾットのようにスープがライスの肩まで浸かっている。ライスが薄く皿に敷かれており、スープの量もさほど多くない。ライスは麦飯で歯ごたえがモッチりとしておいしい、普通のライスだったら印象に残らなかったのかも。 気がつくと前歯で円盤のような麦飯を、一粒づつ真ん中から噛んで割ろうと夢中になっていた。 ルウの味付けはダシを効かせているのか、薄味でコンソメスープに近く色も薄い。具は細かいトマトが確認できた、溶けたトッピングのダイス状にカットされたモッツァレラとの相性は良かった。コストパフォーマンスはいいと思う。 帰り際に気づいたが、上品な白木のカウンターにバーベキュ場にあるようなアウトドア調、丸太ログのイスはミスマッチに感じた。 #
by nozyam
| 2008-07-02 11:50
| ご馳走
![]() B級グルメ界ではパイオニア的存在な老舗。 500円程度でハンバーグ定食が、食べられる価格とボリュームからかファンは多く、わざわざ遠方からも訪れるという。(多分) 自分が中学生の頃には、高円寺周辺だけで4店舗くらいはあったと思うが、今では「マッシュ」という姉妹店を含んでも、2店舗のみとなってしまった。 店は商店街の中にあるが地味で、通りに面している部分が狭いので気をつけていないと簡単に通り過ぎてしまいそうだ。 入り口左脇にアンティークな食券機がある。食券は昔、「海の家」で使われていたような、厚みのある四角いカラープラカードが使用されている。食券機の見本窓には数色のプラカードがディスプレイされ、内蔵された微弱なライトにより、淡く照らされている。 機械がよく壊れるので、ライトが点灯してない時は故障中の場合が多い。 店内はカウンター席のみで10席程度、少し高めの位置なので、キッチン内が見渡せる。内外装共にかなり古いが、キッチンはあまり不潔な感じがしない。(かなり甘めな判定) メニューはオリジナルチリソースが大量にかかったメキシカンハンバーグが有名だが、今回は普通のダブルハンバーグ、ライス大盛りをオーダーしてみた。 始めに鉄板プレートがコンロの直火で焼かれ、熱々ハンバーグへの期待が高まる。 そこに、ハンバーグが置かれた皿が登場するが、ハンバーグは予想に反し、露骨に電子レンジへと入れられる。 直火の鉄板プレート上では、付け合わせのミックスベジタブルとパスタだけが寂しく火に掛けられている。 レンジは客の目の位置の高さにあり、当たり前な感じに全てのハンバーグはレンジで加熱される、初めて来た客は少なからず驚くのではないだろうか。 しっかりと加熱される事により、肉がさらに安全性を増したとポジティブに割り切れば良いのだろう。 ベルが鳴る前に肉を取り出す手際の良さは、客への小さな心配りなのか? より安全になったハンバーグはここでやっと直火上の鉄板プレートに合流し、デミグラスソースが大量にかけられる。 ハンバーグは一瞬、大きく感じるが、厚みはせんべいのように薄い。既製品なのかは定かではないが普通においしい。昔に比べると固めになり、ジューシ感も多少薄れてきているような気がする。 初めて食べた頃はナイフがいらない程の、肉の柔らかさとメキシカンソースとのマッチングに感動した覚えがある。電子レンジが普及していなかったその頃は、始めから鉄板プレートに置かれ、焼かれていた記憶があるが、出来上がるスピードを思うと、きっとその時もすでに加熱処理が施されてあったのだろう。 ここで使われているほとんどの<味噌汁のお椀>は何万回洗えばこんな色になるのだろう? と思ってしまう程に使い込まれているが、尚も堂々と現役を努め上げている。下地と上塗りの面積比率が逆転しつつあり、色のコントラストに妙なグラデーションがかかっている。 具はワカメが少々。コンソメスープという気持ちで頂きたい。 たまに、ここのメキシカンハンバーグがすごく食べたくなるので、この店はいつまでも残っていてほしい。 #
by nozyam
| 2008-05-30 10:56
| ご馳走
![]() 七夕祭りでそこそこ有名なパールセンターに去年オープンしたスパゲティ・ミートソース専門店。 ミートソースに一途な点と、ラーメン屋のようなシンプルで洒落た看板と外観に惹かれ入店。店脇の外にはイスがいくつも並べられ、専用の自転車駐輪場まであるところを見ると、よく行列ができるのだろう。 入り口は商店街に面した扉(出口専用)ではなく、店脇の道に入り、並べられたオレンジ色のイスの先奥にある。 通りに面した扉から入ろうとするとイチゲンであることを露呈してしまう、リピーターを気取りたいのなら目の前の扉に手を掛けてしまわないよう、はやる気持ちを抑えよう。 入り口脇の食券機は基本メニューがひとつなので、大盛りの有無やトッピング選択のみなので、シンプルで分かりやすい。 トッピングには揚げ茄子、温泉卵、納豆の3つがある。納豆は挽き割りを使っていて、パスタに載せる前に泡だて器で丁寧にホイップされ、ソースにブレンドしやすい状態でサーブされる。 席はカウンターのみの8席、あまり狭さを感じさせないくらいのスペースはあり、幅が広めのイスなので座り心地も悪くない。 席に着くと先に小さなサラダを出されるが、醤油ベースのドレッシングで何の変哲のない物。チーズをかけてアレンジを加えてみたが、できればサラダはオプションにしてほしいと思った。 麺は自家製生パスタで、スパゲティーというよりはリングイーニのように少し潰れている。乾麺のようにコシが強すぎず、ソースとの絡みも良くおいしい。 目の前には、「食べる前にはよく混ぜるように。」と「チーズは入れすぎないように。」との手書きのマニュアルがある。ミートソースの量が多いので、確かによく混ぜないと最後にミートソースだけが余ってしまう。 器は皿というよりは、ドンブリのような深さがあるものなので、容易にスプーンとフォークで掻き混ぜることができる。混ぜたあとは焼きうどんのようなルックスになってしまうが。 ミートソースには手間と様々な材料が使われていることを窺わせる。肉の量も多く、贅沢なミートソースという感じ。多分、隠し味のひとつに黒砂糖が含まれているのではないだろうか?しっかりと煮込まれた濃厚なトマトソースの中に熟成されたような深い甘みがありおいしい。 ポットに入った粉チーズには安っぽい臭みがなく、塩分も抑え目なのでマニュアルに反しジャンジャン入れてしまいそうだ。店で削ったチーズなのだろうか? 出口は、商店街に面した扉なので、食券機横の扉まで戻らないよう気をつけよう、店内は一方通行なのだ。 ラーメン屋感覚で入れるパスタの店なので女性のソロ客が多いのにも頷ける。 「美食の王様、来栖けい」も褒めているということは、普通においしい店なのだろう。 #
by nozyam
| 2008-05-09 10:23
| ご馳走
![]() もうすぐ再開発をされそうなレトロな場所に、最近オープンしたワンコイン・ワインバー。 下北沢駅北口の<駅前市場>と呼ばれる、闇市の名残がある古いアーケードスペースの一角にオープンした。周りにはシャッターを閉ざしたままのお店が多く、午後の築地市場周辺のような寂れた雰囲気がある。斜め向かいには姉妹店「カフェ・ラ・紅屋」があり、冬にはテラスにコタツ席が登場するそうだ。 イスは4脚のみの先着順、10人も入れば不快指数がアップするほどのスペース。 バーテンダーは20歳台前半位の女性で、ビヨンセの口パクをする芸人、渡辺直美に少し似ていて、妙な落ち着きを放っている。 店内の壁はシャネルの口紅22番と同じ色合いの紅色だそうで、サイケ調。彼女がたった数時間の、やっつけ作業で塗ったそうだが、そのために天井付近にはけっこうな塗りムラができている。 グラスワインは全て500円。各国からのワイン200種類くらいが、後ろの高い棚に一直線に並んでいる。ワインは無防備に立てられた状態なので、少し大きな地震が起きたら、かなりの本数のボトルが床に散乱してしまうのでは。 タイミングがよければ、市価8,000円クラスのワインも1杯500円で飲めるとか。 惜しみなく棚からチョイスしたワインを新しく開けてくれるのが嬉しい。 さすがに後半になるとグラス毎に開けてもらうのは気が引けたが、5本くらい新しいボトルを開けてもらった。しかも、赤、白かかわらずグラスを毎回換えてくれるのには、さすがに恐縮した。 おつまみも意外に凝っていて、イベリコ豚(味はハモン・セラーノに近いか。)の足1本がスペイン・バルのようにハンガーディスプレイされている。オーダーするとその足から生ハム切り取ってくれる、500円で食べられるのはかなり安い。あまり切り慣れていないのか、こんなにいいの?という量がサーブされてくるが各ピース、細かいのが残念。開店前に仕込まれ、レンジでチンされるペンネの量もレストラン並みの大皿。 トイレは店外の脇にあり、アーケード内のテナントとの共同。設備が古く清潔ではない感じで、暗くジメッとした湿気があり<プチ肝試し>感覚。できれば入店前に別の場所で済ませ、なるべくトイレに行く回数を減らしてから入店したい。 手頃なワインが豊富で、コストパフォーマンスがいい店なので再開発の波に負けずに長く続いてほしい。 #
by nozyam
| 2008-04-24 10:46
| ワイン
![]() 結構メディアに取り上げられている、口内炎があるときには入ってはいけない店。 建物はエクステリア、インテリア共に赤をメインに基調し、ビジュアルでも激辛感をアピールしているが、郊外の国道沿いにあるような準高級風中華料理店にも見える。 店先のコカコーラの自販機は建物とのマッチングをこだわった上、あえてサイドの白いロゴを消してもらったのだろうか? 店内はカウンターのみ、全て辛いメニューなので1杯を完食するのには時間がかかり、客の回転は悪いはず。そのせいで外に行列ができてくれるのなら、店側としても十分な恩恵に授かれるという事なのだろうか? <蒙古タンメン>とは一言でいうと麻婆豆腐のかかった、スープが唐辛子ベースの激辛タンメン。麺は中太で、辛い麻婆豆腐(具が少なめでトロミ部分が多い)がかけられている。 冷めにくく辛いトロミがスープの辛味をさらに煽る。 野菜(キャベツ)にシャキシャキ感はなく、火が通りすぎていてベチャッとした感じなのは好みが分かれるところ。 テーブルには一味壺とスプーンがセットされていて、己の耐辛能力を過小評価してしまったカプサイシン馬鹿にも対応してくれている。 辛さと熱気で、汗、涙、鼻水が容赦なく顔から噴き出るが、消費者金融からの未使用ポケットティッシュが各箇所、大量にセットされているので心配はいらない。季節を問わず、必ず1パックは使ってしまう。 効果の程は分からないが、宣伝ポケットティッシュの配布先にラーメン屋は最適だと思った。店のコスト削減にもなるので、店主も快く受け入れてくれるのではないだろうか? ティッシュを設置していないラーメン屋はサービス面では失格だと思う。 この店には<北極らーめん>というスープのほとんどが一味という最強激辛メニューがある。体調とのタイミングが合致すれば、話のネタに一度はチャレンジしてみたい。 <蒙古タンメン>の全体的な味は正直、普通な感じだが、<北極らーめん>の場合、完食を経験してしまうと意外にも、もう一度食べたくなるような中毒性を含んでいるような気がしてならない。 #
by nozyam
| 2008-04-15 10:26
| ご馳走
![]() 最近リピーティングしている、お菓子。 初めはバナナクリームタルト味という、レアなフレーバー表記を一目見て即購入を決めた。 長さが10cm程度の小さいパッケージなので、よく他の小さい菓子と一緒に端に追いやられていて見つけにくい場所にあることが多い。 名前に<チョコベビー>と付いているが、菓子自体の粒は小さいわけではなく、1粒がチョコボール大くらいもある。ロングセラー商品の、<チョコベビー>とは全くの別物といってよいだろう、共通点のないこのお菓子に、なぜその名前を添えたのかは不明~。 クッキーをコーティングしているバナナクリーム風味のホワイトチョコレートは、甘さを抑えているので、甘味をあまり気にせず何粒も口に放り込める。永谷園風に言えば、<おとなのお菓子>と言ったところか。 バナナ風味も控えめな感じなので、その分、生クリーム感がうまく出せているのではないだろうか。 最近の香料は果汁などとブレンドされ、著しいレベルアップを図っていると思う。 今はあまり見かけない、ブロック型の風船ガム(古ッ)のバナナ味は人口的なアロマでかなりドギツイ味だった。1コの量が多いので、アゴが疲れ、よく銀歯をもっていかれたのを覚えている。 中身のクッキーも甘さが抑えてあり、上品な感じがする。<たけのこの里>のような安っぽいパサついたクッキーではなく、タルトを再現しているだけあってか、ベイクド・パイ等で使用されているようなクッキークラストに近い感じのしっとりと油分を含んだリッチなものが使われている。 噛むと、パイクラストが崩れていくような、心地よい歯応えがある。 しかし結構な高カロリー感があり、半分くらい食べると簡単に腹がもたれてしまう。少量パックの割に、1度に食べ切るのは以外に難しいと思った。 過去に、チーズケーキ、イチゴ、ビター味なども発売されていたらしいが、全種類を再販売する予定はないのだろうか? #
by nozyam
| 2008-04-02 10:29
| ご馳走
![]() 場所は下北の繁華街からすこし外れた、ほとんど住宅街の中にあるけれど,客の入りはいい。 入店すると正面のキッチン内に薪が燃料の石釜があるため、客席スペースはせまく感じるが2Fは広く座席数(喫煙席)も多いので、予約がなくてもタイミングさえ合えばすぐに案内してもらえるところも気軽に来れていい。 2階も全て禁煙にし、店全体の雰囲気と空間をブラッシュアップしてくれたら嬉しい。 スタッフの対応も良く、細かい質問にも丁寧にきちんと答えてくれる。 バケットとオリーブオイルを頼んだら、2スライスのバケットにカップになみなみと注がれた量のオリーブオイルが出てきた。パンをフォンデュのようにドップリと浸しても、かなりの量が余る。 スターターに基本の<マルゲリータ>を注文するが、モッツアレラチーズが惜しげもなくダブルチーズクラスの量で来るので、トッピングが葉っぱ数枚だけでも、寂しいビンボーピザ感はない。 中心はジューシーで柔らかく、生地の端はモチモチとしていて、焦げ目が香ばしくおいしい。 シェアするというよりは、イタリア人のようにひとりで1枚をナイフとフォークで食べられる位のサイズ。 少し本気を出せばひとりで3枚はいけると思う、石釜で焼くと、たったの1分で焼き上がるそうだ。 2枚目は半熟タマゴのピザ<ビスマルク>は、半熟の黄身と生地がマッチしておいしい。我々の莫大なオリーブオイル消費量を察知してか、こちらも試してほしいと持ってきてくれた島唐辛子のオイルをかけて食べたら、より一層おいしくなった。 3枚目は確か<ビアンカ>というピザをオーダーしたが、正直あまり味に関して覚えていない。 帰り際に、この店でよく見かける芸人C兄弟、兄のことを尋ねたら昨日も来ていたそうだ。どうでもいい、彼の常連ぶり情報をゲットし帰路の途につく。 #
by nozyam
| 2008-03-26 09:57
| ご馳走
![]() 下北沢にある、こじんまりとした名古屋酒場に入った。狭くて急な階段を上がると、赤を基調としたDIY調インテリア、温かみもあって照明がきれい。ミュージシャン受けしそうな妖しい内装。 畳でないお座敷(床がソファのような薄いクッション)には脚の短い小さな丸ちゃぶ台がセットされ、3人くらいまでなら、和気あいあいと1つの卓を囲める。 店主は名古屋で店を開いていたそうなので、地元の料理に期待ができる。 料理は手羽先唐揚げがいち押しメニューのようで、その日は開店?周年記念で半額だった。かなりじっくりと揚げられているので、細い骨までカリカリとか食べられておいしかった。「鳥良」のようにもう少し肉厚だったら食べ応えがあったと思う。上に振りかけてある白ゴマは少なすぎる印象、もう少しかかっていたほうがルックス的にもおいしそうに見えると思うのだが。 タレをあまり効かせていないのも肉の味を生かしたいからなのか。 みそ串カツは大きくて柔らかくジューシーで、甘めの八丁味噌ダレとよくマッチしていた。 飛騨高山の朴葉(ほうば)味噌は葉で作られた皿の上にネギなどが入った味噌が盛られている。 味噌をチビチビ舐めながら呑む物なのかもしれないが、味噌だけでは甘しょっぱい感じなので、生野菜のデップとして食べたらもっとおいしいのでは、と思った。 ひつまぶしは、お盆に薬味、ダシ汁、赤ダシが付いてくる。ヒツにはウナギがたくさん入っていておいしい。 中途半端で貧弱な記憶をかすかに辿ると、確か3通りの食べ方があったと思い実行してみる。 最初は薬味、ネギやワサビとウナギのマッチングが絶妙で普通にうまい。 2杯目にダシ汁をかけてお茶漬けに、これって最後の食べ方じゃなかったっけ?と思いつつも贅沢なお茶漬けは不安を払拭。 ラスト3杯目、残るは赤ダシ?不安が再発。赤ダシを上からかけて、<ぶっかけ味噌汁ゴハン>にしてしまってもいい物なのか?と行きづまった。 お店の人に尋ねたら1杯目は全くのノーマルのまま食べるそうで、赤ダシはあくまでもスープのように召し上がってほしいとのこと。 素ひつまぶしも、ひとつの食べ方としてカウントするなんてトリッキーな料理だと都合のいいように解釈し、向かいにある「王将」に餃子をつまみに行った。 #
by nozyam
| 2008-03-14 11:34
| ご馳走
![]() インパクト大なラーメン屋が南阿佐ヶ谷にある、場所は、新高円寺駅―南阿佐ヶ谷駅間のちょうど真ん中辺り。 入り口には「腹が減ったらうちにこい!」という大食いピラニアンには頼もしい挑戦的な熱いメッセージが。味よりも量、という店主が「二郎」をリスペクトする男系ラーメン、ドンブリには野菜が山盛り載せれて出てくるが、ほとんどがモヤシ。男でも、小腹がすいた程度の気持ちで入った店からこんなにタッパのあるラーメンが出てきたら、ちょっぴり困る。 店内は全てカウンター席で10席しかない、イスがファンキーなメタル製で幅が広めなので座り心地は悪くない。 入口右脇に券売機があるが、メニュー、ボタン、貼り紙などが多いので迷うこと必至。 ネット等でしっかりとメニューを予習し、事前にターゲットを絞り込んでから出かけたい。 希望のつけ麺を選ぼうとボタンを探したが簡単には見付けられず、<極太づけ麺>という少し分かりにくい名前で表示されていた。 つけ麺の場合は大盛り(+100円)を頼むと3キロまでが大盛り範囲内になり、800gからドンブリはすり鉢(?)へとバージョンアップされるそうだ。制限マックスの3キロをオーダーするとすり鉢2つに、1.5キロずつ分けられて出てくるそうだ。3キロの麺と闘っている光景を一度見てみたいが、満席の場合は貴重なカウンタースペースを部分的に提供せざるを得ない、お隣はきっと大迷惑だろう。 水ピッチャーはカウンター各所に置かれているが、コップは全て券売機横なので、着席後に再度イスから腰を上げることのないよう、券を購入したら同時にコップもスタイリッシュにゲットしたい。 先に出されたつけ汁にはサバの味噌煮やツナ缶?のようなかなり強い魚の香りが。 出される時に、ドンブリがとても熱いとの警告を店主から受けるが、この激熱なドンブリは電子レンジから出て来たのだろうか? スープは二郎のような単純醤油系ではなく、「何を入れちゃったの?」という感じの複雑魚系。煮干の小骨のような物や得体の知れないダシ殻がスープの底に溜まっている。闇ナベ感覚で沈殿物をすくい上げ、ダシを推理しながら食べるのも面白いかもしれない。「二郎」のスープを飲むのは辛いが、ここのスープは十分飲めると思う。 ウズラの卵が2個入っていて、不意に噛むと熱いパイフィリングのような黄身が飛び出すので気を付けたい。残念なことに黄身が熱い理由は、半熟だからではなく水煮からの水分が黄身に混じっている為だった。 麺も変わっていて、そば粉が少し入っているかのような色の極太ツヤ無しザラザラ麺。固めでコシが強く、手打ちうどんのような感じでおいしい。 厨房内に聞いたことが無い名前の人の色紙が一枚貼ってあったが、一体誰なのだろうか? #
by nozyam
| 2008-03-05 11:16
| ご馳走
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