「蒙古タンメン 中本」 目黒店
結構メディアに取り上げられている、口内炎があるときには入ってはいけない店。 建物はエクステリア、インテリア共に赤をメインに基調し、ビジュアルでも激辛感をアピールしているが、郊外の国道沿いにあるような準高級風中華料理店にも見える。 店先のコカコーラの自販機は建物とのマッチングをこだわった上、あえてサイドの白いロゴを消してもらったのだろうか? 店内はカウンターのみ、全て辛いメニューなので1杯を完食するのには時間がかかり、客の回転は悪いはず。そのせいで外に行列ができてくれるのなら、店側としても十分な恩恵に授かれるという事なのだろうか? <蒙古タンメン>とは一言でいうと麻婆豆腐のかかった、スープが唐辛子ベースの激辛タンメン。麺は中太で、辛い麻婆豆腐(具が少なめでトロミ部分が多い)がかけられている。 冷めにくく辛いトロミがスープの辛味をさらに煽る。 野菜(キャベツ)にシャキシャキ感はなく、火が通りすぎていてベチャッとした感じなのは好みが分かれるところ。 テーブルには一味壺とスプーンがセットされていて、己の耐辛能力を過小評価してしまったカプサイシン馬鹿にも対応してくれている。 辛さと熱気で、汗、涙、鼻水が容赦なく顔から噴き出るが、消費者金融からの未使用ポケットティッシュが各箇所、大量にセットされているので心配はいらない。季節を問わず、必ず1パックは使ってしまう。 効果の程は分からないが、宣伝ポケットティッシュの配布先にラーメン屋は最適だと思った。店のコスト削減にもなるので、店主も快く受け入れてくれるのではないだろうか? ティッシュを設置していないラーメン屋はサービス面では失格だと思う。 この店には<北極らーめん>というスープのほとんどが一味という最強激辛メニューがある。体調とのタイミングが合致すれば、話のネタに一度はチャレンジしてみたい。 <蒙古タンメン>の全体的な味は正直、普通な感じだが、<北極らーめん>の場合、完食を経験してしまうと意外にも、もう一度食べたくなるような中毒性を含んでいるような気がしてならない。
by nozyam
| 2008-04-15 10:26
| ご馳走
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